アファメーションについて

Affirmation

阿左見歯科予防プログラムの関連事項に「アファメーション」のコンテンツを追加しました。

臨床で、必要不可欠な事項である「言葉」の特に「アファメーション」についてフォーカスしています。これらのことについてご自身あるいはこのコンテンツを参考に探求してみてください。明日からの臨床で患者さんに対する接し方やご自身の生活が変わるかも知れません?ここでは内容をちょっと公開しています。チラ見してください😋

アファメーションとは?

アファメーションとは?英語ではaffirmationと綴ります。意味は肯定、確認、断言です。自己啓発では「自分はできる」というように自己暗示をアファメーションと呼んでいます。

イメージ的には自己啓発とか成功哲学等を連想してちょっとキナ臭い感じを思わせるところですが脳科学的にも医学的にもちゃんと説明されています。

脳科学的には・・・

最近の脳科学研究では、アファメーションの作用機序を以下のように説明しています。

アファメーションによって自分に言い聞かせたことは、脳のRASを刺激し、脳内の神経経路の配線をつなぎ換え、それによって発した言葉に関する情報を集めだし、過去に経験した言葉や経験と結びつけ、そのことを実現しようとする行動をし始めると言われています。

これは、古来から使われています。有名人や有名政治家がこれを多用しています。チャーチルやケネディー然り、最近ではアメリカのオバマ大統領の「Yes,We can.」が有名でしょうか?

このような短く、肯定的で、自分に自信をもたらすようなフレーズを繰り返し語り掛けることで、いわば自己暗示にかけるのです。

オバマ大統領は、自分と選挙民を暗示にかけるのにこの手法を応用しました。

RASを活性化するには、「言葉に出す」とか「文字に書く」ことが非常に重要で、ただ念じただけでは活性化しないようです。

アファメーションとはRASを活性化させることに他なりません。このことは非常に怖いことを意味しています。「言葉に出したこと」「文字に書いたこと」でRASが活性化されるのですから、良いことを言えばそれが現実化し、悪いことを言えばそれが現実化することになります。

もうお分かりですねぇ?

自分が何気なく患者さんに発した言葉がもしかしたら、患者さんにすごく影響を与えてしまっているかもしれないからです。もしかしたらその人の運命も変えてしまうかも・・・

このことは自分にも当てはまりますので、もう一度、自分がどの様なワードを日頃から言っているか再認識した方が良さそうですねぇ!

アファメーションのあるルールとは?

1 私を主語にする

2 現在進行形を用いる

3 断定形を用いる(「です」「ます」)

4 肯定形を使う

5 信じること!

新人さん用に例文を載せておきます。

・私は患者さんの前でうまく説明ができます。

・私は患者さんとうまくコミュニケーションがとれています。

ルールを守って自分にあったものを作ってみてください。

最後に注意事項です。

実は、5が重要です。「言語情報は扁桃体を鎮静する」「脳科学的にアファメーションは効果がある」と確信を持った方がうまくいきます。何事も信じることは重要かもしれません。

興味のある方は、こちらからご覧ください。

良い知識は言葉のおかげだ。

ソクラテス

まとめ

アファメーションは臨床実生活利用可能


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