やる気スイッチ

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やる気スイッチ

某塾のコマーシャルで有名な「やる気スイッチ」

 体の一部にやる気スイッチがあれば便利ですね?実際、やる気スイッチは体のどこにもありません。ただ脳のある一部のスイッチを入れるとやる気が湧いてくると言われています。

脳には超サボり癖がある

「脳」という器官は、体重の2パーセント程度の重さしかないにも関わらず、体全体の20〜25パーセントものエネルギーを消費します。囲碁や将棋のプロ棋士は、一回の公式戦で2~3キロ体重が落ちるともいわれています。脳は他の臓器と比べ、エネルギー消費量が非常に大きいのです。

人間は他の臓器もありますのでそちらにもエネルギーを供給しないといけません。人間は、進化の過程で、外からの「刺激」が少なければ活動を抑制するという「省エネ」の機能を身につけました。

「やる気が出ない」というのは、脳の活動が低下し「省エネモード」になっている状態です。これが、脳の活動を「さぼる」っているという状態です。これは、食料が簡単に手に入らなかった時代に人類が考え出した、脳のエネルギー節約機能で、このことが生命を維持するためにとても重要だったそうです。

脳は飽きっぽい(馴化)

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孔子

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