2月診療予定のお知らせ
Notice of February medical treatment schedule
Photo by Fabrice Villard on Unsplash
2月25日(木)は診療いたします。あとは、通常通り木曜日と日曜日が休診日になります。
色褪せた緊急事態宣言
政府は13日、緊急事態宣言の対象地域に、大阪などの関西3府県、愛知、岐阜の東海2県、それに福岡と栃木の合わせて7つの府県を追加しました。政府は宣言を出している東京などの首都圏をはじめ、3大都市圏を中心に対策を強化して、感染拡大を抑えたい考えの様ですが、春先より、感染者が多いのにも関わらず、緊急事態宣言をしただけで、これで本当に感染者が減るのかはちょっと疑問です。
色褪せてしまった感の強い「緊急事態宣言」魔法のカードが効かない場合の次のカードはあるのだろうか?
色褪せてしまった理由は、
4月当初は、新型コロナの病態が明確でなかったため、外出すると感染すのではないのかと思い不要不急の外出を控えたと考えられますが、既に一年以上経過したため新型コロナの感染や病態等の詳細を知ってしまったこと、さらに、大丈夫と言わんばかりに政府がGo To政策を行ったこともちょっと問題だった様に思われます。
新型コロナは一割にやられてしまう?
この感染症は、例えば、九割の人が不要不急や行動変容や感染予防対策を粛々と行っても、残りの一割がちゃんと行わないと感染を広げてしまうことです。
とにかく感染力がめっぽう強いウイルスです。
新型コロナウイルスに感染した人が他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、発症の2日前から発症後7~10日間程度とされています。1)
厄介なことにほとんどの人が無症状ということです。発症する2日前からしかも無症状の人が感染を広めてしまうということです。
それ故に、「不要不急の外出」なのです。
メッセージに問題ありかもしれない?
このことを強くメッセージしないと感染は広がってしまいます。政府としては、不要不急のことは新型コロナ基本的対処方針に明記してあるので、今更言うまでもないと思ったのか、ちなみに一般国民で、基本的対策方針2)を見る人は、よっぽどの変わり者だと思います。
政府の対策が曖昧と言うか、せっかく国民にむけてメッセージするならもっとメッセージ性があるものを、とほとんどの国民が思ったはずです。
私たちはできることを粛々とするしかない!
私たちは、基本対策方針をするしかありません。2月下旬から行われるワクチン接種に期待でしょうか?
私たちは、自分にできる予防対策を粛々と行うのみです。