緊張のコントロール

How to deal with tension

unsplash-logoCasey Horner

緊張をコントロールするには?

新人の衛生士さんが患者さんに対すると最初のうちはすごく緊張します。実はこの緊張は誰でも経験することです。理由は、経験のなさから来る不安が最大要因ですが、自意識過剰の人の方が緊張するなどとも言われています。ところでどうしたら緊張をコントロールできるのでしょうか?

何にでも言えることですが、その正体を知ってしまえば大した事ありません。知ってしまえばですよ・・・

実は、緊張の正体については、ゴルフを始めた時にすごく緊張したので、プロの選手はどのように緊張に対処しているのか探求したことがありました。ゴルフに限らずスポーツは、緊張をコントロールできる選手が超一流の選手です。このコンテンツはこれらの探求を基に記述してあります。

緊張は必要!

緊張」とは、英語では「tension」です。テンションは、もうほとんど日本語化して普段何気に使っています。

例えば・・・

「今日はテンションが上がらなくて気分が乗らず仕事が捗らなかった」とか言っていませんか?これを言い換えると、「今日は緊張しなかったから気分が乗らず仕事が捗らなかった」と言うことです。

もうすでに、どのひとも、意識・無意識に関わらず、「緊張がパフォーマンスを上げてくれる」ことを知っているのです。

つまり緊張は、スポーツに限らず物事を行うにあたり良い結果を生み出してくれるには必要不可欠なものなのです。

ヤーキーズ・ドットソンの法則

このことは、すでに100年も前から明らかにされていたことでした。

1908年、心理学者のロバート・ヤーキーズとジョン・ディリンガム・ドットソンがネズミを用いた実験で発見しました。
学習活動に対する動機づけは適切なレベルにあることが必要であるとする理論です。現在では、多方面でこの理論が応用されています。

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緊張状態時の身体の症状は?

・筋肉が強張る

・手足が震える

・冷や汗が出る

・自分の思い通りにコントロールできない

・心臓がドキドキする

・頭が真っ白になる

これらの症状は、医学的には自律神経の交感神経が優位になった状態です。交感神経が優位の状態とは、ノルアドレナリンが分泌されてそれに伴い身体が反応した状態です。

ここに答えがあります。

交感神経が優位ではない状態

ノルアドレナリンが分泌されない状態

を意図的に作れば良いことになります。

あとは、交感神経とノルアドレナリン等について探求すれば答えは得られそうです。

まとめ

緊張は大切なものとイメージをチェンジ!

交感神経とノルアドレナリンについて探求


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