About TBI conversation
歯磨き指導時の会話
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人に何かを指導する場合は、教える側が知識を無理やり教え込もうとしても聞く側が聞く耳を持っていないとうまくいきません。逆に聞く側が興味があり、やってみようと思って聞く耳がある場合はうまくいくことがわかっています。
歯磨きの仕方を患者さんに指導する場合も同様です。患者さんが歯磨きは自分にとってとても大事で、なおかつ興味があって面白いことにしてしまえば、あとは勝手に自分で工夫して綺麗に磨いてしまうようになってしまいます。そこで歯磨き指導における患者さんとの会話で注意すべきことや前提知識についての説明です。
患者さんに自ら…
結論からいうと患者さんとの会話から様々な情報をゲットし、患者さんに自ら行う様にしてもらうことがエンドポイントになります。
患者さんの求めているものは患者さんの無意識の部分を探ればある程度わかります。患者さんの無意識の部分とは意識の部分を聞き出す会話で知ることが可能です。さらに患者さんとのコミュニケーションを深めることでだんだんとわかるようになります。
医療が患者さんとのコミュニケーションを大切にするのはこのためです。しかしながら、これらを行う上で非常に大切なことは、会話をリードする衛生士さんの会話の仕方や思考パターンです。
言うまでもありませんが、医療関係者はネガティブシンキングによるネガティブワードはNGです。常にポジティブシンキングが必要です。またアファメーションについても注意しなければなりません。兎にも角にも、患者さんとコミュニケーションを深めないと始まりません。
どうすればいいの?
患者さんとの信頼関係を深める会話について5ステップで考えてみます。当然これらのことは、患者さん以外の友人、恋人等にも有効です。
ステップ1
会話のできる状況を作る。
まずは、患者さんが安心して会話してもらえる状況をつくることです。当たり前の話ですが、患者さんは緊張していますので緊張を和らげることが大切です。笑顔での対応が基本になります。初診の場合は、ほとんどが治療関係の症状についての会話になります。実は、この会話になる前の段階が非常に重要です。よく最初が肝心と言いますが…症状の話をする前にあなたに関しての印象は決まっています。
ステップ2
患者さんを知る会話になります。
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