12月に3回目接種、厚労省分科会が承認
15日に開催された第26回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について承認されました。
日本には、ワクチン忌避感が根強くあり、当初の予想では日本ではワクチン接種は順調に進まないのではと言われていました。
先進国が順調にワクチン接種率が高まっていく中、日本はなかなか接種率が上がりませんでした。ところが、先進国のほとんどが7割の壁に悩んでいる中、G7において最下位の接種率だったものの、あれよあれよと言うまに7割の壁を突破し、11月16日には、G7ではトップに躍り出てしまいました。
ワクチン検査・パッケージの導入や、日本人特有の空気を読むというかバンドワゴン効果でしょうか?
国民の75%が2回目のワクチン接種を終了したわけですが、ワクチン効果が5ヶ月ぐらいで低下するため、3回目の接種をすることになりました。
12月から医療従事者が皮切りに接種が始まります。
自治体の判断で6ヶ月でも接種可能
厚生労働省は、基本的には8ヶ月経過したら接種することとしたものの、ワクチンの予防効果は、5ヶ月ぐらい経過すると著しく低下することが報告されたことから、3回目を接種できる体制が整った自治体では、感染状況などに応じて6ヶ月でも接種を行えるよう方針を改めました。
これにより自治体の混乱は避けられないと思います。ちなみに、図2に千葉市の3回目の接種時期と接種券のお届け時について示しますが、ほとんどの自治体は3回目の接種に関するタイムテーブルを発表しています。
ちなみに、お住まいの自治体のHPあるいはコールセンターに電話することで確認できます。
千葉市の3回目の新型コロナワクチン接種についてのお知らせは→
3回目 種類が異なるワクチン使用もOK
1回目と2回目がモデルナあるいはアストラゼネカのワクチンを接種していても3回目のワクチンはファイザーでも大丈夫と言うことです。
参考資料
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